設計課長Sのつぶやき

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思慮ある者は過去の出来事によりて現在を判断す。

2020年1月20日

思慮ある者は過去の出来事によりて現在を判断す。

-ソフォクレス(古代ギリシャの作家)-

「歴史は繰り返す」と、よく耳にします。
もちろんその思考自体は間違ってはいないと思います。
事実、歴史上にはそれを証明している事象がとても多く存在します。
しかし何でもかんでも「以前こういう結果が出たのだから、今回も同じ結果になるはずだ」
とはなりにくいと思います。
それは、すべての要素が全く同じ状況というわけではないからです。

その時代、地域、関わった人たちの個性、文化、テクノロジーの進化などなど。
以前とは「何かが少しだけ違う」
たったそれだけでも、予想もしない所に影響が及び、
全く違う結果が出ることも世の中には往々にして在ります。

正しくは
「過去の事例を元に、“出来る限りの情報を現在の状況にアップデート”してから分析を始め、
その結果を以って判断をする」
という事ではないでしょうか。

只、「歴史」というと「他人の過去」である場合が殆どの方に当てはまると思います。
私が最も大切にしたいのは、やはり「自分の過去」

良くも悪くも「自分の過去」の結果は自己の責任だと思います。

自分の判断で生じた結果はもちろん自己の責任。
他人の判断で生じた結果も「他人に判断を委ねるという判断」をしたのは、やはり自己の責任。

「良い過去」を、羨む為に懐かしんだり…
「良くない過去」を、後悔する為に嘆いたり…

「自分の過去」を、ただ振り返る為だけに使うよりも
良くも悪くも教訓として、「現在の判断」と「未来の自分」を見つめ直す為の
「参考書」として、有効活用していきたいものですね。

しかし…紀元前450年あたりという「過去のデータ」など殆ど存在しなかったであろう時代に
この言葉を残すソフォクレス…
いやはや、恐れ入ります。

ここでつぶやく内容はあくまで“S”本人の主観であり、個人的な想い入れであり、非常に勝手な解釈による「つぶやき」です。
会社の運営や経営方針、経営者の見識などを反映するものではありません(笑)

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