設計課長Sのつぶやき

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心に安心と自信を・・・

2019年4月8日

心に安心と自信をもたらす最も大きな要因は「経験」。

-斎藤茂太(精神科医)-

街中の桜も満開となり、新年度を感じる季節になりました。
今回は毎年この時期になると特によく考えさせられる事案について
昨今、大半の企業に共通する悩み事があります。

少子化の影響による人手不足、そして離職率(一般的には入社3年以内での離職を意味する)の上昇。
しかし企業として人材を確保することは、企業存続に決して欠かすことはできない重要課題です。

そして、せっかく確保した人材を「どう育成していくか」。
これがなかなか答えの見つからない本当に難しい超難問。

教育方針・・・
一昔前では世間一般的には「新人は社風に合わせるもの」「郷に入れば郷に従え」的な?
今の風潮だと「時代に合わせる」「相手(新人側)に合わせる」「個性の尊重」などになるのでしょうか?

いずれの方針にしても、共通して言えるのは
結局、本人がやる気を起こすための『動機を見付ける』事が出来るか
そしてそのモチベーションを継続させていく為には、自分の仕事に対して
「このまま続けれる」という『安心』と「きっとやり遂げれる」という『自信』
が必要なんだと思います。

ビジネスシーンにおいての『経験』には大きく2種類に分けられます。
それは『成功の経験』と『失敗の経験』
どちらも大切な『経験』だと思いますが、人が大きく飛躍する時には
必ず直前に『失敗の経験』が存在していると思います。少なくとも私の経験上は。

『成功』にも『失敗』にもそれぞれたくさんの『理由』があると思います。
もちろん事前にしっかりと計画を立て、確信の中で収める成功もあると思います。
しかし、中には「なんだかよく分かんないけど上手くいっちゃった」なんていう経験、誰しも一度や二度はあると思います。
『成功』には『理由』が無い、もしくはよく分からない“時の運”の様な『偶然』の要素も含む事があると思います。

では『失敗』は?
『失敗』の要因を突き詰めていくと、必ず明確な『理由』が浮かび上がります。
失敗に偶然はない。『失敗は必然』なのです。
だからこそ『失敗』の経験は貴重なんです。もちろん『理由』を明確にする作業は必須条件です。

上司や先輩が部下、後輩への会話(提言?)でよくあるフレーズ
「そのやり方だと失敗するからこっちのやり方でしなさい」

「あそこで僕がアドバイスしなかったら失敗してたよ?」
皆さんも自身や周りで何度も耳にしたことがあると思います。
もちろん失敗なんて、出来ればしない方がいい。
でも、失敗しないと得れないものを得るチャンスを、むやみに摘み取って人は本当に成長するのでしょうか?

走り出そうとした途端に親から「コケるから走っちゃダメ!」と躾け続けられて、コケたことの無い子供は、
コケることに依って得るはずの「痛さ」や「服を汚す、破く、周りの人を心配させる、傷の手当をしてもらう」など
の事後処理から感じ取る「周り人の時間を奪ってしまい申し訳ないという感覚」
これらを実体験せずに「なぜコケちゃダメなのか?」を、自分の頭の中のシュミレーションだけで明確に答えを出せるものなのでしょうか。
そしていずれ制止してくれる親がいない環境に身を置き、実際にコケた時。本人はどう対処するのでしょうか。
子供ならば、他人といえど周りがフォローしてくれるでしょう。
しかし、他人から見れば既に「子供ではない人」であったとすれば、他人からのフォローはなかなか期待できませんよね。
『子供』を『新人』に置き換えても同じなのではないでしょうか。

会社として、事前に分かっていながら社員に失敗させることは、関係者にも迷惑がかかるし大きくコストもかかる
なにより企業としての信頼を損なわないとも限らない。
とても体力と忍耐の要ることです。
でも失敗からその社員が得ることが多いのもまた事実。

どちらを優先するべきなのか・・・私ごときが答えなんて出せるとは思いませんが
まだしばらく葛藤は続きそうです。。。

ここでつぶやく内容はあくまで“S”本人の主観であり、個人的な想い入れであり、非常に勝手な解釈による「つぶやき」です。
会社の運営や経営方針、経営者の見識などを反映するものではありません(笑)
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