設計課長Sのつぶやき

  1. HOME
  2. 設計課長Sのつぶやき

時は偉大な医者である。

時は偉大な医者である。

- ベンジャミン・ディスレーリ(イギリスの政治家)-

『時間が解決する』
『時が癒してくれる』
『時間治療』

例えば恋愛。例えば仕事。例えば家庭。
その時は“生きるか死ぬか”くらいに思い詰めてしまう悩みや問題を抱える。
誰しも一度はそのような経験をしたことがあると思います。

でも数ヶ月…数年経って思い返せば
『なんであんな事くらいであの時は…』
と、半ば笑い話の様になる事も決して珍しくはありませんよね。

今抱えている問題や悩み、もちろん本人にとっては本当に重要で、深刻で、
胸を締め付けられるような思いで日々を過ごしている方もいると思います。

そんな精神的に不安定な時に、少し難しいかも分かりませんが
むしろそんな時だからこそ、
今から数ヶ月…数年先を想像し、今の悩みを「笑い話」として話している自分をイメージすることが出来れば、
実はもう既に悩みは大半解決しているのかも知れませんね。
もちろん根本的な解決にはなりませんが、
今まで見えていなかった角度から見ることにもなり
何か解決方法に繋がることもあるかも分かりません。

今抱えている問題や悩み事…
一度“気楽に考えてみる”ことも『解決策』と言えるのかも知れませんね。

小さな一歩を細かく繰り返す方が多くを学べる

小さな一歩を細かく繰り返す方が多くを学べる。

その方が目標を見失いにくく、最新の成果を早期に見せることが出来る。

-ジェフ・ベゾス(Amazonの創始者)-

冒頭の一行が人を惹きつけるキャッチーな名言は
よく二行目以降が省略されてしまう事があります。
今回紹介した名言もそんなひとつ。

でも本当に大切なのは『なぜそうなのか?』という根拠の部分。
二行目以降の根拠とリンクする事で、初めて名言たちは本当の輝きを放つ。
私はそう思います。

先輩や同僚、ビジネスパートナーの方たちから
何かアドバイス、助言を受けた時に私が意識する事は
語尾を断言しているか濁しているかという事よりも
『なぜそうなのか?』まで説明してくれているかどうか。
ここを重要視します。

『○○の時はこうした方が良いよ』
『△□に対してはこれをしてはダメなんです』

アドバイス・助言というものには必ず根拠が存在します。
でもアドバイスをする側には、その根拠は当たり前過ぎて
ついつい省いてしまう場合が多いのかも分かりません。

自身で根拠まで推測することが出来て、
そこに合点がいったのであれば何も問題はありません。
そのアドバイスはあなたをより良い方向へ導いてくれることでしょう。

しかし
『?』となってしまった時は
せっかくもらったアドバイスを、自分のものにする為にも
納得するまでしっかりと『なぜ?』と根拠を聞き出す。
そういうクセを身に付けることで
人からの様々なアドバイスを、より吸収できる体質になれると思います。

そして、根拠のない“アドバイスの様なもの”に
振り回される事も無くなると思います・・・

『せっかく善意でアドバイスしてやってるのに・・・』と
相手の方には多少面倒くさいヤツと思われるかも知れませんが
そのアドバイスの本質を理解する事で忠実に実践し
結果や成果を見せることが出来れば
その時はきっとあなたと一緒に喜んでくれる筈です。

人からのアドバイス。大切にしましょう。

ピンチは無限にあるように思われても、有限である。

ピンチは無限にあるように思われても、有限である。

-坂井三郎(日本の海軍軍人 太平洋戦争におけるエースパイロット)-

底辺を知った人間は強い。
後は上がるだけだから。

…とは言え人生において、そうそう『底辺』なんて経験できるものじゃありませんよね。

でも『ピンチ』と言われる状況は、誰しも大なり小なり経験しているでしょう。

そしてそういったピンチが違う形で継続的に発生した時は
もうこのピンチは永遠に脱せないのではないか…
そんな恐怖に駆られた経験がある方も、決して少なくないと思います。

でも、次々訪れるピンチに対して『有限』だと思えれば、
また希望を持って次の行動を起こせる。

希望なき行動に成果はありません。未来はありません。

どんな時も『希望』を持って行動したいものですね。

本からどれだけ学んだかは関係ない。

本からどれだけ学んだかは関係ない。
世の中からどれだけ学んだかが重要。

-ジャック・マー(中国企業アリババのCEO)-

中国史上最高の経営者とも言われるジャック・マーの経歴は非常に興味深い。

小学生の頃、英語を勉強したいと思うが、当時の中国に学校の授業以外で
英語を勉強する様な環境はなかった。
そこでマー少年は自宅近くのホテルに出向き、そこに宿泊している
外国人観光客を相手に、英語も出来やしないのに身振り手振りで、
フリーの観光案内を買って出る。
そんな生活を実に9年間も続け、最終的には英語の教師をする程堪能な
英語力を100%独学、100%国内で身に付けてしまったのです。

そこから学校の成績という視点では、劣等生として
数々の挫折を繰り返したエピソード。
持ち前の英語力を活かし、翻訳会社を設立した中でも
中々結果の出ない苦悩のエピソード。
アメリカに渡って知ったインターネットを中国に持ち帰った時の
周りからの冷ややかな反応。
ソフトバンク孫正義氏との出会い。

その他、1冊や2冊の本では書ききれないほどの
波乱万丈の人生を送って来たマーだからこそ、
学校の授業や教材などから学べることの無力さを痛感し、
「世の中に出てから本当に必要なコトは、
世の中からしか学べない」
そう実感したのでしょう。

もちろん英語を習得したかったマー少年の様に、
自ら荒波に飛び込まないと学べない事もある。
しかし、アメリカに行ってインターネットと出会った30歳のマーの様に、
その環境に身を置いているという事だけでも、
偶然学べる機会に出会えることもある。

重要なのはそれを「学び」と捉え、自らのモノに出来たかどうか。
数多の「只、通り過ぎる情報のひとつ」としか見れなければ
それを「学び」と捉えた人とは大きく差が付く。
きっとマーより先にインターネットを知りえた中国人もいた筈なんです。

今、目の前を通り過ぎる情報は
自分にとってはどういう価値が有るモノなのか。
全てを拾い上げる事は難しいかも知れませんが、
取りこぼす量をひとつでも減らす、
そんなアンテナを張って物事を捉えていきたいものです。

頭が柔らかくないといけないが・・・

頭が柔らかくないといけないが、コツコツと執着心を持って諦めないことも大事。

-吉野彰(旭化成(株)名誉フェロー)-

今、最もホットな日本人の一人
先日ノーベル化学賞を受賞された吉野彰氏の受賞会見での一言である。

記者たちの質問に、丁寧に、かつユーモラスに返すコメントの中で
私自身、この発言がとても印象に残りました。

「頭を柔軟に」と「執着心を持つ」
この、それぞれの言葉を単体で見ると
むしろ真逆の意味を持つ言葉の様に思えます。

「頭が柔らかい」つまり・・・諦めが早く、直ぐに違う視点になる
「執着心を持つ」つまり・・・頑固で頭が固い。ひとつの事に固執する

ではこの吉野氏の言葉は矛盾しているの?
そうではなく、「目的」と「手段」それぞれに対して
この両極端の思考を持ちなさいと言っているのだと思います。

「目的」に対しては成し遂げるまで、絶対に諦めない執着心を持つ。
しかしその「目的」を達成する為の「手段」においては
『今試している方法は間違っているかもしれない』
『違う角度から見つめ直してみてはどうか?』
そういう柔軟性を持たなければいけないと。
そのことを、実に鮮やかに表現されたと感じました。

この言葉を聞いた時に私の頭の中に『ある釣り人』が浮かび上がりました。
私自身は釣りをしませんが、釣り好きの知り合いからこんな話を聞いた事があります。

『釣りの上手な人はコロコロ釣り場を変えるんだよ。
釣れない場所に執着する人は釣りには向いていない。
もちろん事前にしっかり時間をかけてリサーチした「釣り場」を諦めるのは悔しい。
でも、それは「釣りたい場所」であって「釣れる場所」ではない。
目的はあくまで「魚を釣ること」であって
「釣りたい場所に釣り糸を下げること」ではない。
「釣りたい」という目的を達成させる為の「手段」として
釣れそうな場所をリサーチした。でもそれが、理由はどうあれ“外した”のであれば
サッサと違う場所へ移動するべき。これが釣りのコツ。』

『目的』には頑固に執着し、
成し遂げるための『手段』は柔軟に多方面からアプローチを試みる。
ビジネスシーンにおいても、大いに役立ちそうなコツですね。

ここでつぶやく内容はあくまで“S”本人の主観であり、個人的な想い入れであり、非常に勝手な解釈による「つぶやき」です。
会社の運営や経営方針、経営者の見識などを反映するものではありません(笑)

人物別

ページの先頭へ